途中、白谷小屋でトイレに行きました。
このトイレ、今回屋久島で行ったトイレで最強だった・・・。くささがね。
山登りはじめました2いくぞ!屋久島編 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
この本には、屋久島のトレッキングが漫画でわかりやすくかいてあるのですが、トレッキングコースにあるトイレ指数を数値化していて笑えます。
たしか白谷小屋のトイレは、鼻が曲がります、トイレレベル3だったような。。ちなみに縄文杉のトイレはレベル4でした。(数値が高いほうがまし)
小屋の前にテーブルがあり、そこで休憩をしている人が多いです。その横に水をくむ場所があるので、水筒やペットボトルにくんでおきましょう。タオルをぬらして首にまくと冷たくて気持ちいい♪
トイレ休憩をすますと苔むす森まではすぐそこです。
苔むす森まで
ゆっくりのぼれば問題ないけど、サンダルなどでは登れない山道。
途中で、靴が壊れたからサンダルにはきかえたけど、この先行けますか?と聞いてきた人がいましたが、サンダルでは無理です。
ちなみに、うちの子、縄文杉とこの白谷雲水峡のトレッキングで靴底に穴があきました。ずっと長くはいている靴だったこともあるけれど、靴がダメになる人は多いみたい。
苔むす森で木霊の撮影会
苔むす森は映画“もののけ姫”のモデルになったともいわれる場所。幻想的な景色はマイナスイオンがたっぷりで癒されました。
ここで、木霊(ことだま・こだま)といわれるこの白い影をとるのにみんな必死。
湿気と木漏れ日などある条件がそろったときにとれるそうなのですが、甥っ子がとるとたくさん撮れ、不思議でした。
コツはフラッシュをたくこと、連写をすること、とにかくたくさんとること・・です。フラッシュが強いカメラの方がいいのかなと思いました。他の旅行者の人と写真をみせあいながら、“黄色の木霊がとれた”“ピンクがとれた”“顔つきがとれた”などそれぞれ。
結構盛り上がります。
こどももかなり必死で、何度も何度も挑戦するので、ここに30分以上・・いやもっと長くいたかも・・。
フラッシュをたいて連写するので、充電がなくなります。フル充電してから行きましょう。
木霊は雨上がりの日など湿気を多くふくむ日に良く撮れるそうで、他の人に、苔むす森だけじゃなく、水の近くでもとれるよときいたので、場所をかえて撮ってみました。
するとやっぱり撮れていた!
デジカメの再生画面では小さく、撮れてないと思っても家に帰ってパソコンでみてみたら、“撮れてる!”ってこともあるので、とりあえず撮って持ち帰りましょう。
我が家も他の写真にも沢山撮れていました。
屋久島の野生のシカとサル
奈良のしかみたいに餌付けされてないので、人をみても寄ってもこないけど、警戒もしない様子。
“かわいい~”といいながら何度も写真をとりました。屋久島のヤクシカはオオカミなど天敵がいないため、群れないそうです。縄文杉のガイドさんの話によると、ヤクシカは一日に半径200mしか移動しないそう。
奈良の鹿とは全然違うんですね←あたりまえだ!
入口近くの雲水峡までもどってきたら、岩にヤクザルの親子が3匹いました。毛づくろいをしてまったりしていましたよ。
白谷雲水峡で川遊び
帰りに川にはいって遊びました。暑かったので、足をアイシング・・・縄文杉のときもやったけど、ここではそれが普通なの?ときいてみると、縄文杉のあと、川遊びをする人はいないけど、白谷雲水峡では普通らしい。
2日前に縄文杉へいった長女は相当疲れたみたい。途中から“足がパンパン”と嘆いていました。
ふだん運動もたっぷりしていますが、小学生でもやっぱり疲れるんだね。
川の水がとってもきれい。上から流れるせせらぎの音を聞いているとなんだか眠くなってきた。癒されますね~。ここにくるだけならまったく歩かなくても大丈夫。いいところですよ~。
そのうちこどもたちは頭を洗いはじめ、靴下を洗いはじめ・・・アライグマのようでした。
岩をピョンピョンとんだりと元気を取り戻して帰りました。
このコース(スタートから苔むす森までの折り返し)片道1時間半から2時間のコースらしいですが、私たち、あちこちで休憩して、お菓子をたべたり、お弁当たべたり、写真をとったり、最後にゆっくり川遊びをして、結局夕方16時半ごろまでいました。
超特急の縄文杉トレッキングと違って、のんびりゆっくり楽しめました。