屋久島旅行の1週間、はじめの4日間を、小瀬田にある苺一笑さんに宿泊し、残り2日をJRホテル屋久島に宿泊しました。
JRホテル屋久島の温泉が最高らしく、最後に温泉で疲れをいやそうという考え。
このページはJRホテル屋久島の宿泊体験レポートです。
JR屋久島ホテルとは?
JRホテル屋久島は、屋久島の南端、谷崎鼻に位置し、モッチョム岳を背に東シナ海から太平洋までの大海原が見渡せる絶景のロケーションにあります。
温泉が有名で、日帰り入浴もできます。
屋久島でホテルといえば、ここJRホテルかいわさきホテルかというぐらいガイドブックでも大きく取り上げています。
いわさきホテルも行ってきましたが、高台にあり、いわさきホテルのほうがやや高級感があり施設が充実していたように思いますが、JRホテルも子連れには十分すぎるほどいいホテルでした。
ただ、縄文杉や白谷雲水峡からはかなり離れているので、早朝出発のトレッキングなどはさらに早起きしなければならず、その場合は苺一笑さんのほうがおすすめです。
といっても、ここからトレッキングをするという人もいて、同じように朝食を登山弁当に変更している人もいました。
とはいえ、屋久島の道路は信号も少なく渋滞もないので、屋久島空港からは車で30~40分、快適な道路を走るだけなので、地図でみるほど遠くは感じません。
JR屋久島ホテルの部屋
JRホテルは六角形をしたホテルで、泊まる部屋によって違う景色を楽しむことができます。部屋はおまかせだったのですが、早い時期から予約したためか“この部屋とってもいい部屋なんですよ~”と景色のいい部屋にホテルマンが案内してくれました。
部屋によって海が見える部屋とモッチョム岳が見える部屋があるのですが、私たちの部屋はその両方が見える部屋でした。
左にモッチョム、右に海と最高。しかも目の前、海の向こうに種子島が見えます。
ちょうど次の日、人工衛星“こうのとり”の打ち上げ日で、この部屋から見えますよ!と言われたので、朝4時48分に起きてみることにしました。屋久島の朝は早い。
早起きにも慣れてきました。
私たち、5人で行ったのですが、5人で泊まれる部屋はなく、最高でも4人の和室。他はすべてツイン。私たちがとまったのは、ツインにベッド(ソファだったかも)を一ついれた3人部屋。
でもベランダ側にタタミ2畳があり、こどもたちはそのスペースでトランプをしたりと楽しむことができたし、部屋は結構広かったので、スーツケースを広げても余裕でした。
部屋にはテレビ、冷蔵庫、大きなクローゼットもあり、お風呂はユニットバス。温泉があるから使わなかったけど、クローゼットにたくさんハンガーがあったので、下のコインランドリーで洗濯して干すところは十分にありました。
コインランドリーが宿にあるのは便利。苺一笑の近くにもありましたが、このホテルの近く、尾之間ではあまり見かけなかったように思います。食事をするところも、スーパーも少しはありますが、やっぱり便利なのは、安房と宮之浦。
こちらは温泉と景色を楽しむって感じ。
ゆかたではなく部屋着がついていました。これが結構使い勝手がよくて、ジャージ生地の上下ですが、このままレストランにいってもよく、みんなきていました。こどもたちも着ていましたよ。
女性には、ヘアバンドとコットン、綿棒、クレンジングシートとボディローション、資生堂のフェイシャルマスクがついていました。
温泉にも化粧水、乳液、洗顔ソープなどのアメニティはついていますが、クレンジングはついてなかったので、このシートを使うか持っていくかになります。
JR屋久島ホテルの温泉
JR屋久島ホテル一番の目的はとろとろの美容液という温泉!
海がみえる絶景露天風呂で、内湯からも景色がいい。温泉は噂にきいたとおりのとろとろ温泉。かつて一番とろとろ・・と思ったのは、玉造温泉だったけれど、玉造以上のとろとろ。
これは・・皮膚によさそう。アトピーの次女も何度も入り、お肌がつるつるになりました。旅の疲れもここで一気に癒されやっぱり来てよかった~。
泉質はアルカリ性単純温泉まるで美容液につかっているようなとろみ感があり、すべすべした感覚は何度でも入りたくなります。湯あがり後もしっとりとしていて最高。
効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、うちみ、くじき、冷え性、疲労回復
日帰り入浴してでも入るべき温泉でした。
人工衛星の打ち上げと朝日
宿泊した早朝に、人工衛星“こうのとり”が打ち上げされるときいて、早朝起きて、ホテルのベランダから見ました。
打ち上げ映像はiphoneで撮ったから後日アップします。これは打ち上げられたあとの写真。4時48分にピカーという光があらわれたかと思うと、上空へすすんでいき、青い光の先へ行ってしまいました。
一生に一度見れるか見れないかの光景って言われて早起きしましたが、おきれてよかった~。
その後、だんだん空が明るくなって朝日が顔をだしました。こんな光景もなかなか見れない。とってもきれいでした。
JR屋久島温泉の朝食
朝食のみのプランにしました。というのも、夕食はつけると4000円のコース料理になるらしく、こどもがコース料理なんて食べるかな?と思い、アラカルトもあるというので、とりあえずいってから決めることに。
アラカルトはハンバーグやお寿司などごくごく限定されていたので、結局夜は外で食べることにしました。屋久島にきてから、毎日、毎日ごちそうばかりで、やっぱりコース料理じゃなくてよかった~。なんか胃が疲れてきた感じ。
朝食はバイキングです。これはすごく豪華。和洋バイキングで、かつおのたたきや飛び魚のつけ揚げ(さつま揚げみたいなもの)、たんかんジュースなど郷土料理も食べれるし、手作りのパンやたまご料理、サラダなど洋食も充実しています。
こどもたちはヨーグルトや牛乳がおいしい!といって食べていました。
胃が疲れているというのに、食べれるだけ食べてみた(笑)。トレッキングなどで朝食を弁当に振替できるそうですが、これがあの登山弁当になるのはちょっと納得がいかない。もったいないです。
レストランからの景色は海がみえていい感じです。
JR屋久島ホテルの予約
屋久島のホテルは数が少ないので、ハイシーズンはあっという間に満室になってしまいます。
私たちがとまっていたときにも、団体さんが入ってきて、満室でした。早めの予約をおすすめします。ちなみに料金は朝食付きで一泊15,000円ほど。(シーズンによって異なる)
屋久島温泉 JRホテル屋久島
住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間136-2
モッチョム岳や大海原を望む絶景と、天然温泉が自慢のホテル。「JRホテル屋久島」という目の前にバス停があり、レンタカーがない人にも便利。
こちらから予約ができます